お遍路から帰宅
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明日は何が何でも定時で会社を出るのだ
φ(・ω・ )メモメモ
気になるのは連休中の宿の状況
キョロ(・_・ )( ・_・)キョロ
明日、19日土曜日の宿を予約する為に
電話をかける。
無事に足摺のお宿は予約出来るか?
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本日は有給を取った
車検に車を出しに行く
昼過ぎに買い物に出かける
出かけた先は神保町
御茶ノ水の会社から目と鼻の先だ
エスポートミズノという
スポーツ用品メーカのミズノ直営店
お遍路に行く際の靴を物色
普段履きで履いている
ニューバランスで歩くことも検討した
しかし靴の診断士らしき人がいる店
気になっていたので出かけた。
足の形やサイズ、足裏の形状を
採寸する機械で診断してもらう
私の本当の足のサイズは26センチ
普段は26.5を履いている
ニューバランスだと27
スポーツマンらしき爽やかな男性が
26センチを勧めてくれた
しかし一日に6時間近く歩くと
足のサイズは一回り大きくなる
結局26.5を購入
今回の歩きでは、躓いて挫いたりしないと良いが
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航空公園をテクテク歩く
夕方は蝉時雨で煩い位
でも日が落ちると、思いのほか静かな公園
(=゜ω゜)ノぃょぅ
公園をテリトリーにしている猫が
日が落ちて帰ってきた
昼間だと、子供づれに追い回されるから
土日は外出しているらしい
遍路では何匹の猫に出会えるだろうか
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3回区切り打ちの歩き遍路に出た
毎回、水ぶくれ、肉刺に悩まされた
自分は動かない事に特化した
身体なんだと思う
仕事の昼休み
テーピングについての
ホームページを眺める
水ぶくれ、肉刺を防止する
テーピング方法が有ると知る
来月までにテーピング法を
マスターせねば
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携帯にストラップを付けて
自分のものと分かるようにする人は多い
遍路の際に背負うザックに
何か小さな人形でも下げようかと
思案する
所沢駅からのプロペ通り
ゲーセンが3件存在する
UFOキャッチャーを物色するが
心引かれる奴はいない
キョロ(・_・ )( ・_・)キョロ
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9月には高知県から愛媛県にわたり
歩き遍路を予定している
そんな訳で、天気予報で四国の天気も
自然と気になる
先日の台風で被害も出た四国
ダムは満水になったようだが・・・
過去に3回区切り打ちに出ているが
台風などで足止めをくらった事は
幸いにして経験が無い
室戸岬にむけて海沿いの国道を
ポテポテ歩いた時に思った。
もし台風が来ているときだったら
この道は暢気に歩くことは出来ないだろうな
今日は静岡で震度6弱の地震も発生した
東名高速の法面が崩れて通行止め
旧盆の帰省時期の為に突貫工事で
復旧を目指すそうだ
む~ん
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私の勤める会社。
夏期休暇は交代で取得することになっている。
取得可能期間は、7月から9月まで。
所属部署の多くは、8月に取得する人が多い。
中には、月曜や金曜に休暇を1日づつ当て込み
期間中3連休ばかり予定している人もいる
カレンダーに皆の予定が記入して掲示されている。
私の予定だけが、9月末の連休に当て込み
ゴールデンウィークばりの予定になっていて目立つ。
マネージャーやチーフに、お昼御飯を食べる際
私はお遍路に出るとネタを振っている。
帰ってこなかったら、山中で野垂れ死にしたと
思って引継ぎしてください・・・と言ってある。
本日の歩数:15,929歩
体重:84.6kg
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昨日までは38番を打った後、来た道を戻り
三原経由で39番を目指そうと考えていた。
しかし、39番延光寺付近の宿が
廃業だか休業だかで1件しか開いていない
可能性が出てきた。
昼休みにお昼の弁当を食べながら考えた。
いっそ月山神社経由にルートを変え
宿毛で宿を取り延光寺に向かう事にするか・・・
歩く距離が20キロほど長くなるので
月山神社経由だと道後温泉には
辿りつけない可能性が高くなる
まぁ急ぐ旅では無いし、温泉に入りたいなら
歩きの日程を1日削って、最終日はバスや電車で移動し
道後温泉を楽しめば良しと考える事にする
8月3日から1日1万歩を目標に歩いているが
体重は、1日200gづつ減っている
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会社の昼休み
たまご屋の弁当を食べた後、
遍路地図を見ながら、今回はどの辺りまで歩けるか
ざっくりと考えてみた
快調に歩ければ、道後温泉に辿り付ける
ぽてぽて歩いたら、道後温泉までは微妙
ゆっくり歩行を厳守したら宇和島あたりか
夏期休暇を予定している9月19日の夜出発だと
上記の算段になる
もし18日(金)に定時ダッシュで会社を去り
自宅に18:30帰宅、自宅出発19:00が
実現出来れば、道後温泉で1日遊べそうだが・・・・
まぁ、無理はせずに歩くことが、第一だと分かっているが
行程の皮算用をしていると、妙な欲が出るものだ
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9月下旬に歩き遍路に出る予定。
しかし前回のように、途中リタイアしては元も子もない。
昨日から1日1万歩以上歩くことを日課に決める。
会社の帰り、2駅前で下車し30分歩くと、1日の歩数が1万歩を越える。
幸いにも会社の健康保険組合で、電子万歩計によるウオーキング大会を
開催している。毎日の歩数をWEB上に取り込み、歩数や体重の推移を
グラフ化してくれる。
体重を減らすことが、歩き遍路に際しての、一番の準備なのかもしれない。
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今回も高速バスを利用予定。
ネットで検索すると、高知県の中村に立ち寄りの便を発見。
しかし、詳細をみると、旧盆期間中の臨時便。
私が利用したい9月下旬は運行していない。
新宿からのブルーメッツ号で高地駅へ、
高地駅から、列車で中村駅へ、
中村駅バス停から、以布利バス停へ。
歩き始めることが出来るのは、昼過ぎからになるだろう。
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今年の夏期休暇は、9月末、まとめて取得する。
数年ぶりに、お遍路の続きに出ようと考えている。
このブログも遍路日記として復活させよう。
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定刻6:30頃に、高速バスは所沢駅東口に到着。
荷物が多いので、そのままタクシーで自宅に帰りつく。
21日から出社する会社から、デカイ封書が届いていた。
入社時の必要書類などが書いてある。
取敢えず、お遍路で酷使した、ザックを外に干して、
それから洗濯を済ませてしまうことにしよう。
金剛杖も菅笠も、また納戸に入れて、次の遍路までおやすみなさい。
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早めに宿を出る。
温泉街のアーケードは、皆シャッターを降ろしている時間だ。
松山市駅のコインロッカーに、ザック・菅笠・杖を預ける。
銀天街でお土産を購入。
喫茶店で待ったりバスまでの時間をつぶす。
時間は早いが駅に戻り、伊予鉄高島屋で涼む。
屋上には観覧車が回っていた。
1籠500円だと書いてあるが、1人で乗るのも恥ずかしいので、
下から眺めるだけにする。
高速バスは定刻になっても現れない。
少し遅れますとアナウンスが掛かる。
20分遅れで出発した。
松山~大阪(梅田)オレンジライナー
2台とも伊予鉄運行車両、日野セレガがやってきた。
観光4列シートで運行しているのかと思っていたら、
3列シートの車両だった。3列シートは楽で良い。
バスは高速を使い、淡路島を通り、神戸から大阪に到着した。
相変わらず、阪急3番街のバスセンターは混んでいる。
というか、この人ごみは何?
四国とのギャップを感じる人の多さだった。
大阪に転勤時代お世話になった、Tさんと旦那さんに、
焼肉に連れて行ってもらう。
安くて美味しいお店だった。ご馳走様でした。
JR大阪駅桜橋口のJRバスセンターに到着。
既にバスは待っていた。
神戸・大阪・京都~所沢・大宮の3都便
JRバス関東の三菱ふそう2階建て車両。
JRバスに多い夜間高速用車両だ。
2階席の一番後ろに陣取る。
多賀と談合坂のSAで休憩をして夜通し走る。
所沢に着くのは日曜日の六時半頃だ。
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右足首の状態は、宇和島の整形外科で貰った。
痛み止めが効いているのか、平地を歩く分には問題無くなった。
伊予鉄の路線バスで奥道後温泉に向かう。
日野の古い車両は、石手寺の横を通ってゆく。
お遍路さんの姿は見なかった。
驚いたのは、山の中を積水ハウスが造成したニュータウンが有った事。
失礼な話しだが、誰がこんな所を購入するんだ?
実際空き区画ばっかりだった。
バスはニュータウンを経由して奥道後温泉のバス停へ。
奥道後温泉という温泉街が有る訳ではなく、
デカイ温泉ホテルが有った。
バスを降りる際、タオルを車内に落としたまま降りた、
高齢のご婦人にタオルを渡してあげる。
ご婦人は、お風呂ならこっちだ、と言って案内してくれた。
ご婦人は施設内の焼き物教室に来たらしい。
10時過ぎ、既にジャングル風呂は営業していたが、
何故かロープーウェイが有ったので、山頂まで登ってみる。
ツアーと見られる、韓国系のご一行が多く同乗していた。
山頂は360度のパノラマが拝めるのかと思いきや・・・・・
施設には申し訳無いが、典型的なガッカリ観光地に認定しよう。
ジャングル風呂は規模も大きく、風呂の数が幾つも有るのが売りだった。
帰りのバスの時間まで、少ししかない。
焼きそばならすぐ出来るだろうと思い、売店のおばあちゃんに、
すぐに出来るか?と聞くと、すぐ出来るという。
しかし、何故かフライパンを暖め、麺を取り出し、キャベツを炒めだした。
次のバスは1時間後だ・・・・
焼きそばなどと言うものは、鉄板の上で作り置きしたものを、
注文が有ったら、プラスチックトレイに入れるだけと考えていたのに。
道後温泉に戻ると、観光案内所の数名が、小説「坊ちゃん」の
コスプレをしていた。
若い兄さんは坊ちゃん、若いお姉さんはマドンナ、おじいさんは官憲さん。
ありがたく写真に収めさせていただく。
本日から「松山祭り」が開催される。銀天街を歩いていると、
商工会のお兄さんらしき人が、団扇を配っていた。
アーケードの中は浴衣を着た娘さんも多く、夏休み感で一杯だった。
夕方になり、本日は道後温泉椿の湯に入りに出かける。
道後温泉本館と同様に、デカイ湯釜が鎮座し、深い浴槽に温泉を注いでいる。
脱衣所には、夏休みの温泉施設につきものの、ツーリングライダーと思しき
兄ちゃん達が多く居た、ズボンの着替えは持ってでないらしく、
脱臭スプレーをかけていた。
明日はお土産など買って、自宅に向け帰宅となる。
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道後温泉で温泉街を、一人で散策する。バイク遍路の兄さん位しか見かけなかった。温泉街の近くには風俗地帯も。明日から世間は盆休み。結構人出が有った。有名な道後温泉本館に向かい、温泉に入浴する。深い湯槽だった。座ってみたが鼻まで湯の中に。明日は奥道後温泉に行ってみよう
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宿で目覚めると、右足首が物凄く痛い。バスで宇和島に着いたら病院に行こう。時間が有ったので、龍光寺と仏木寺へ足を運ぶ。仏木寺の納経所にいた坊主が無愛想だった。今回のお遍路では、感じの悪い人には会わなかったのだが、此処にきて遭遇。足取り重く宇和島に歩いて戻る。途中、ランクルに乗った、ジブリの鈴木プロデューサーに似た方に乗せて貰う。新車の臭いがする車にお遍路を乗せてくれるとは嬉しかった。宇和島駅でタクシーの運転手さんに事情を話し、整形外科に連れていって貰う。骨折はしていなかったが、ヒドイ捻挫で、とにかく冷やすように指示をいただく。今日でお遍路はお仕舞い。明日と明後日は道後温泉で養生しよう。
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民宿星空のご夫婦のもてなしは、大変素晴らしかった。ご主人のお話は為になり、奥様の心遣いは嬉しかった。しかし、昨晩から右足首の痛みが治らない。だましだまし歩き始める。ザックを宿に預けて歩いているのに、朝の散歩をしている地元の人に、次々抜かれる。窪津の魚センターに着かない、何故か足摺病院の前に居る。あぁ〜道を間違えた(T_T)/~
旧有料道路の手前で途方にくれていると、軽自動車の御老体が、金剛福寺までお接待してくれると言う。
足は痛くて満足に動かない。御大師様の御導きかな、道を間違えさせて、この御老体に会うようにしたのだろう。もう歩くなというお達しだ。38番を打ったらバスで宿に戻ろう。バスの営業所に向う途中、先を歩いているEさんと再開。何故先に着いたのか不思議がられる。車御接待のN御老体の話は、おもしろかった。米軍のF86に搭乗した事が有るのにはビックリ(>_<)
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今日も移動日。民宿日の出を出発し、今日の宿である安宿を目指す。JAの作業所で休んでいる時、稲刈りをしていた御老体とお話。今日は稲刈りを沢山見かけたと言うと、台風が来ているから、稲が風で倒される前に刈るのだと教えてくれた。四万十川を渡る手前の地場産センターで、昨晩同宿だったNさんと再開。Nさんは先に出発、私はソフトクリームをパクツク。高齢の御夫人から、お接待で二百円戴いた。次の札所で納める旨をお礼を言うが、それでジュースでも飲みなさいとのお言葉。15時前に安宿を通り過ぎて、以布利の民宿星空へ投宿。
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移動日。二泊三日かけて38番金剛福寺を目指す。世間では高校野球の開会式の日。四日目で足にガタがきだした。足首が痛い、少しの上り下りも辛い。お遍路無料接待所で、自転車遍路の学生と出会う。なんと本を出しているらしい。接待所のご主人は話上手な人で疲れも吹き飛ぶ。接待所から15分程で、民宿日の出に到着。
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岬旅館を5:30過ぎに出発。同宿だったEさんと、そえみみず遍路道入り口まで一緒する。私は大阪遍路道へ。笹の葉の中を歩く、七子峠まで残り1キロで急な坂。上り切った場所に有る、ドライブインでEさんに再開。お昼をご一緒し、岩本寺まで同行。16時前に到着。美馬旅館に16時過ぎ投宿。純日本風の風情有る旅館。
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民宿さざなみの近辺は集落になっていて。
山崎デイリーストアの付近では、地元のご婦人方が談笑中だった。
現在の時間は11時位。先に進むと、次の集落ポイントには14時位になってしまう。
どこか食堂などは無いだろうか。
ご婦人に食事できる店が無いか伺うと、1件のお店を紹介してくれた。
中に人が居なければ、経営者同じだから、山崎デイリーに声を掛けると良い、
と教えてくれた。
食堂というよりも喫茶スペースという店。かき氷のイチゴと、そば飯を注文する。
夏場に歩いたり運動したりした後の、かき氷は何時食べても美味しい。
私がかき氷を突付いていると、地元のご老体がかき氷を食べに入ってきた。
そば飯は、ここ数年で全国区の食べ物になったが、それまで私は知らなかった。
一日で北海道から沖縄まで移動できる時代でも、食文化は均一化されること無く、
大事にされている。だが地元の名物料理を自分で作れる家庭は減っているのでは
無いだろうか。お遍路さんにも人気の、香川のうどん。自宅でうどんを打って、
ゆでて食べる家庭は、どれくらい有るんだろうか?
店のご婦人に、お遍路さんにしちゃ色が白い、と言われる。
先日来た人は、真っ黒けだったとのこと。
区切打ちで昨日から歩き始めたので、黒くないと説明する。
店のご婦人曰く、歩きのお遍路さんは、一日数名くらいを見かけると言う。
12時過ぎに店を出て、須崎を目指して歩き出す。
浦の内湾を左に眺めながら、てくてくと歩みを進める。
旧スカイライン47号線との合流地点に辿り着く。
何も無いところだね。先に進みますか。
海も見えず、ただ県道を歩き続ける。単調でゆるゆると一本道。
腰を下ろして休む場所も無い。道沿いの自動車修理工場にある、
自販機で、アクエリアス500ml:100円を購入。
次の自販機が見つかったら、そこで缶を捨てますか。
道がゆるやかに下ってきた、須崎港に近づいてきたのだろうか。
すると先に遍路小屋が見えてきた。
50m先に遍路小屋を出たと思われる、リヤカーを引いたお遍路さんが見えた。
声を掛けるには遠すぎる。見送りながら、遍路小屋に腰を下ろすことに。
遍路小屋は、「遍路小屋17号」という表示がされていた。
まだ新しく清潔な遍路小屋だ。お約束の一言ノートも置いてある。
私もノートに記帳させていただく。遍路小屋でノートを見ると、
歩きでお遍路をしている人は、2回目3回目という人が多い。
私自身も、趣味はと聞かれたら「お遍路です」と答えるように最近なった。
遍路小屋は、水道を使うことも出来るようになっていたので、
ハンドタオルをじゃぶじゃぶ水洗いし、ザックの後に洗濯バサミで干し
て歩くことにする。小屋の中は日差しを遮り、かつ風を通してくれるので、
快適に休憩をすることが出来た。
15分ほど休憩し、出かける準備をしていたところ、
同年代30歳代のお遍路さんが遍路小屋に到着する。
簡単に挨拶を交わし、入替わりで出発する。
住友大阪セメントの大きな工場を通り過ぎ、須崎の市街地に入る。
道沿いに、ビジネスホテル鳥越、ビジネスホテルさつき、
ビジネスホテルマルトミが、順番に見えた。どれも綺麗な外観で、
泊まるには良い宿の模様。ドラッグストアを見つけたので、
マキロンを購入する。右足のかかとに大きな水泡が出来ている。
今晩の宿で水を抜かなくては。
「道の駅かわうその里すさき」を通り過ぎる。
道の駅は自動車利用者の休憩所というイメージが有る。
夏場は家族連れや観光バスが、休憩していること多い。
徳島県内の某道の駅で休んだときは、休憩している人々よりも、
地元民の視線が痛く、居た堪れなかった思い出が有る。
さっさと通り過ぎることにする。
少し道が登りになる、地図で見るとトンネルが三つ有る。
道路工事をしているが、警備の方が横について、工事箇所を歩いてくれる。
歩きでお遍路をしていると、何度かは道路工事に出くわすが、
警備の人が居る場合は、横に付いて歩いてくれる。
非常に嬉しい心遣いだ。ありがとうございます。
工事箇所を抜けると、今回のお遍路で楽しみにしている物が目に入った。
お遍路二日目2006年8月4日(金) その4へ
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酔竜の食堂で朝食。朝食も美味しい。
精算は昨晩済ませているので、出かけるだけ。
戻り打ちルートを取るので、ザックを置いて青龍寺を打ちたいが、
ザックを預かってくれるか聞いてみると、快諾して頂けた。
本当にありがとうございます。
酔竜を6:45に出発する。宿の横をすぐ横道に入り、池?沼?沿いを歩くと、
青龍寺の石段が見えた来た。朝一番で元気が有るから良いものの、
ず~っと歩いてきて、夕方にこの石段を登れといわれたら、挫けそうな石段。
Eさんは山門でキチンと一礼していた。
私は山門で一例する作法の事など、すっかり忘れていた。
36番青龍寺は、朝の柔らかい日差しの中、静かに我々を迎えてくれた。
静かな境内で、だるまロウソクとお線香を供え、般若心境を唱える。
Eさんとは納経所でお別れ。Eさんは旧スカイラインの山坂道を歩く。
私は宇佐大橋の戻りうち平坦ルートで須崎方面を歩く。
青龍寺の石段を下り、海沿いの道に出てくると、見知った顔を見つけた。
清滝寺でお話したH君だ。
ちと先にいたので大声で声をかけると、酔竜の方に戻ってきた。
昨晩の宿は海岸で野宿だった模様。もう青龍寺を打ったのか聞く。
煙草屋の看板を見つけたが見つからず、キョロキョロしていた模様。
横道を入ったら店がある旨を説明する。彼はタバコ屋へ、私は宿へ。
宿に戻るとご主人が待っていてくれた。
少し休んでから出かければ良いと言って、冷たい麦茶を出してくれた。
宿の外壁に「マリンハウス酔竜」と書いてあるが、メインのお客さんは、
サーファーなどが多いのか聞いてみると、違うとの事だった。
青龍寺付近の海は、サーファーのポイントでは無いとの事。
青龍寺のお遍路さんがメインだという。行程的に、歩きも車やバスの遍路も、
宿を取る事が多いそうだ。
ご主人にお礼を言って、宿を再度出発、宇佐大橋を目指す。
宇佐大橋を渡り「汐浜荘」先の、高知県交通の営業所で休ませて貰う。
営業所の管理をされていると思しきご婦人に、ベンチを借りて休んでよいか、
お伺いすると快く了解を頂く。ありがとうございます。
地図を見ながらお昼にどの辺りまで歩けるか検討していると、
先ほどのご婦人が団扇をお接待してくれた。
この団扇は、この後の色々な休憩時に非常に役立った一品だった。
緩やかな登り下りをしながら、県道23号を歩いてゆく。
道を登った一番上の岬に浦の内小学校が有った。
切りが良いので一休みする。
学校は道から中に逸れた中に有るが、県道沿いには、
小学生が作った、お遍路さんに向けた、手作りの栞などが置いてあった。
楽しいお接待だ。そこには葉書も置いて有り、小学生からお遍路さんに向けた、
質問が書いてあった。100円を納め、栞1枚と葉書を貰う。
葉書の質問には、家に帰ってから返事を書こうと思う。
この先、歩みを進めると「民宿さざなみ」辺りで、商店などが有りそうだった。
その辺りでお昼御飯を調達しよう。
この辺りを歩いていると、小さな漁港が多く、その付近には決まって、
「貸し釣り筏」という看板が掲げられていた。
レンタル釣り船の事だろうか?
筏と書かれると、別のものをイメージしてしまう。漂流しそうなイメージだ。
「民宿さざなみ」は、まだ見えない。しかし集落の中に入った模様。
対抗してきた、黒いトヨタのノア?ボクシー?が止まり、サングラスの
お兄さんが、お接待でポケットティシューと飴玉をくれた。ありがとうございます。
2国打ちでこれから徳島に帰るところだと言う。後ろに車が来たので、
あまり会話も出来ずに、格好良く去って行った。
お!民宿さざなみが見えたよ。山崎デイリーストアも有る。
お遍路二日目2006年8月4日(金) その3へ
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酔竜を六時四十五分出発。青龍寺を打ち、同宿だったEさんと別れる。打ち戻りで須崎を目指すので、宿に預けたザックを引き取り、宇佐大橋を渡る。浦の内でかき氷を食べ大休憩。遍路小屋を経由して、須崎市街へ。道の駅から先は、トンネルが三つ。今日の宿、岬旅館に十六時過ぎに到着。お接待で貰ったうちわが役に立った。ありがとうございます。
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土佐市市街地の公園で公衆トイレに駆け込む。
手遅れだった・・・・(T_T)/^^^^^
県道39号をとぼとぼ歩く。
テンションの低い歩き遍路になってしまった。
高速バスは遅延するし、ハプニングは発生するし・・・・あぁ~。
公衆トイレと自動車の休憩所になっている場所に東屋を発見。
この場所から山の中の遍路道に入る。
良い休憩場所だ。ゆっくり休む事にしよう。
東屋の付近には小さな水車が有る、涼しげな休憩場所である。
ザックを降ろして休んでいると、ワンコが寄ってきた。
このワンコ、別に吼える訳でも無く、威嚇したりもしないので、
決して害は無いのだが、しきりに私やザックの匂いを嗅いでいる。
餌など無いよ・・困ったね・・何も無いから、あっち行って?
ワンコには通じない。
車が駐車場に入ってきた。夫婦らしき人が降りてくると、
ワンコは夫婦に愛想を振りまきに行った。
しかし夫婦は犬と遊んであげていたが、何もあげなかったようだ。
山名の中を歩く遍路道は、木陰が多くアスファルトの道路を歩くよりも快適。
ただし坂道になっていなければ。
ひとしきり山の中を堪能した後、県道39号に合流。
海沿いをテクテク歩くと、宇佐大橋が見えてきた。
結構長い橋だなぁ。
歩き遍路をしていると、新しい自動車用の大きい橋が見えてくると、
テンションが下がってくる。
まず風が強いので、菅笠が飛びそうになる。歩きにくい事請け合い。
夏だと日陰が一切無い。地獄の直射日光と、照り返しで蒸し風呂状態。
宇佐大橋を渡り終えた時点で、既に17時を回っている。
宿に電話をして、18時を回るが必ず行く旨を伝える。
所々に公衆トイレ付きの駐車スペースが有り、家族連れがその下の海岸で、
海水浴を楽しんでいた。
歩く先に黄金温泉?とかいう看板が見てきた。
「へんろみち保存協力会」作成の地図に掲載されている、三陽荘の事だった。
三陽荘を過ぎると、本日の宿である「酔竜」が見えた。
到着時刻は18時過ぎ、食堂では夕食をしている人も居た。
宿帳に名前を書いていると、女将さんに聞かれる。
途中でKさんという歩き遍路の人と一緒にならなかったか?
その人も今晩泊まるのだけれど?
私は困った。Kさん?誰ですかそれ?
お部屋に案内してもらう。クーラーだ。テレビだ。わぁー海が見えるよ。
お風呂に入浴してから、食堂で夕食を頂く。
食事が美味しい・・・・うなぎ・・・・お刺身・・・フライ・・・食事が美味しいと、
宿の評価もうなぎ登りだ。
食事途中に、清滝寺でお話しをしたEさん登場。
女将さんが言っていた「Kさん」と「Eさん」は同一人物だった。
女将さんが聞いたのは苗字、私が自己紹介で聞いたのは名前だった。
宿の夕食片付けの都合もあり、Eさんは部屋に入る前に一緒に食事をする事に。
最初三陽荘に電話したらしいが、素泊まりでも七千円近く言われたらしく、
酔竜さんに宿を決めたとの事。
宿のご主人(女将さんの息子さんかな?)と女将さんに、
明日朝に青龍寺を打った後、宇佐大橋を戻りうちするルートと、
県道47号を行くルート、どちらが良いか意見を伺う。
宿のご主人曰く、皆戻りうちルートだという。道も平坦だし、歩き易いとの事。
47号は旧スカイラインで道も細く、アップダウンも有る。
しかも途中は何も無いらしい。迷わず明日は戻りうちする事に決定。
テーブルに戻り、Eさんにも情報伝える。
Eさんは山坂道が好きだそうなので、旧スカイラインルートを選択するという。
ハプニングは有ったが無事に1日目が終わった。
明日は青龍寺を打って岩本寺を目指す。
お遍路二日目2006年8月4日(金) へ
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仁淀大橋を渡った後、56号を進み清滝寺を目指す。
橋の手前から同行するEさんは、8月一杯は歩く事が出来るので、
88番全部は回れないが、歩けるだけ歩くつもりだという。
Eさんも20代位と思われる。太っていない。羨ましい。
最近の傾向で、初見の人と会うと、自分と比較して太っているか、
元気そうかという基準で、その人を頭にインプットするようになってきた。
痩せたいなぁ・・・
筋肉が落ちちゃっているので、今回真夏の歩き遍路でも、
体重は減らないだろうな。
Eさんはお昼を購入するとかでコンビニへ、私は先に進ませていただく。
高知自動車道をくぐり、少し山の中の遍路道を歩く。
木々が木陰を作るその先に、清滝寺の山門が見えてきた。
線香を供え、お経を唱え、納経を済ませる。
時間は昼近くになっている、予定より進みが遅い。
バス遅延が効いている。青龍寺に17時前に着くのは無理だろう。
予約している宿に着くのも、17時を回る事確実か・・・
境内で大休憩と、明日の宿を何処にするか検討していると、
EさんとH君到着。
二人は何度か同行して歩いた事が有るそうで、名前をお互いに知っていた。
宿の事など話していると、H君は野宿が基本で通し打ちをされているとの事だった。
それにしちゃ荷物が少なめに見えるが、一人用のテントなのでザックの中に
パッキング出来るのだそうだ。
3人してお話しをしていると、私よりも先に来ていた軽ワンボックスの
ご老体が声を掛けてくれた。
お接待だと言う事で、「ポン菓子」を1人1人にくれた。
どうみても手作り・・・ポン菓子の器械をお持ちなのか伺うと、
自分でお接待用に作って、車に積んであるのだという事。
お接待していただいたので、納め札を渡そうとすると、
じゃぁ取ってくる、と言って車に戻られる。
交換した納め札は、金の納め札だった。
初めて見るよ。綺麗だねぇ。
このS御老体、なんと今回のお遍路が85回目だという。
お遍路を始めたのは還暦を過ぎてから、内5回を歩き遍路で
回ったとの事。納め札を見ると、御歳71才・・・・・
お遍路をしていると、とても元気なお年寄りに会う事が多い。
その度に思う。自分は歳を取っても元気でいられるだろうか?
S御老体に出身は何処だと聞かれる。埼玉県だと答えると、
埼玉の人は案内した事無いかな?と言われる。
EさんやH君の神奈川県は、歩いているお遍路さん多いとの事。
S御老体は太龍寺の近くにお住まいだそう。
やはり先達なのだろうか、聞きそびれてしまった。
御老体曰く、歩いていて喉が渇くのは、真夏よりも春先だとの事。
私はデブなので1年中水分が必要です・・・・とは言わなかった。
御老体は黒の軽ワンボックスで次の札所に向かっていった。
EさんH君とも清滝寺で納め札を交換し、13時に次の宿に向けて出発する。
清滝寺で水分補給の話題が出た為だろうか、水分取りすぎで腹具合が宜しくない。
ヤバイな・・・・変にりきんだら・・・・屁では無いものが・・・・・
土佐市の市街地に来れば店も有るだろう・・・・
ハプニング発生
続きは、お遍路一日目2006年8月3日(水) その4 へ
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AM5:50頃 豊浜SA 休憩
小田急高速バス 高知行き ブルーメッツ号2号車は、
トイレ休憩の為にSAで乗客にドアを開ける。
トイレに行ったら、鮮やかな黄色の尿が・・・疲れているらしい。
休憩後出発、運転手より遅延情報がアナウンスされる。
高速道路上に落下物が有り、通行止めになっているとの事。
一般道に一度下りて、再度高速に乗りなおし高知を目指すとの説明。
マズイ・・・一時間でも到着が遅れると、歩ける距離が短くなる。
宿は前日に予約してしまった。
はりまや橋を通る頃には、30分以上遅れていた・・・・
はりまや橋交差点の一角を占めていた、旧デパートの廃墟?は、
取り壊されてシートで隠されていた。
高知市内で一番目立つ場所なのに、銀行の本店ビル以外は、
どのビルも寂れた雰囲気だったのが去年。
新しい建物が出来上がれば、少しは雰囲気も違ってくるだろう。
高知駅でブルーメッツ号とさようなら。
タクシーに乗り、33番雪渓寺を目指す。
「ギャラン」というブランド名があった頃の三菱車。
東京でも一時期、小型タクシーが出始めた頃に見かけた車両。
何年物なのかね、このタクシーは・・・・・
33番前の道路は、道路整備で工事をしている。
昨年うどんを啜った「高知屋」は、道路整備による区画整理で、
建物を立替中との事。
境内に入ると、先客として、真っ黒になった、歩きと思しき、
へんろ姿のお兄ちゃんが居た。
私は赤のポロシャツと、下着のTシャツを脱ぎ、
長袖Tシャツ1枚に着替える。
白衣も持ってきているが、少しでも涼しい格好で歩きたいので、
今回は着ないで歩く事にする・・・・
1年ぶりにお経を唱え、納経帳に印を重ねてもらう。
歩き始めると途中で、雪渓寺の境内に居たH君に追いつく、
時間が推している為、簡単に挨拶をして、先に歩かせてもらう。
県道を外れて、へんろ道を歩いていると、軽のワンボックスに乗った、
50代くらいの男性に、近いけれど種間寺まで乗ってゆかないかと、
お接待で声をかけていただいた。歩きで回る事にしている旨説明し、
丁重にお礼を申し上げる。どうもありがとうございます。
しかしカニや蛙やネコを良く見かける。
カニは茶色もいれば赤いのもいた。ただどちらも、関東で見かける
沢蟹よりも多きいのが印象的だった。
農業用水路には、水がなみなみと流れていた。
種間寺は回りに何も無い場所で、ポツネンと存在している感じだった。
本堂手前に納経所が有り?「着いたー」と声を上げたら、
納経所から出てきた寺の人と思しき方に、33番からどれ位で歩いてきたか、
声をかけられ、「おぉ足が速いなぁ」と言われる。
バス遅延で気持ちが焦っている為、確かに早足で来たのだ。
程なくH君も到着した。若くて元気そうな彼は、歩みも堅調のようだ。
いそいそと歩き始める。県道を進み、56号と仁淀川大橋に向かう途中の
土手の下からお遍路さんが姿を現した。なんかビックリだ
一緒に次の札所まで歩きませんかとの事。挨拶を交わし自己紹介をする。
Eさんは土手の下から出てきたが、道にでも迷ったのか聞いたが、
迷ったわけでは無かった。
二人して56号に入り仁淀川大橋を渡る。橋の上から河原を見ると、
水遊びをしている一団が見えた。涼しそうで羨ましい。
続きは、お遍路一日目2006年8月3日(水) その3 へ
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一日目廻った札所、33番雪渓寺、34番種間寺、35番清滝寺。明日は36番青龍寺を打って打ち戻り須崎を目指す。金色の納め札を貰った、お接待でポン菓子も。先達の御老体で、今回は車で廻っているらしい。
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17:35自宅を徒歩で出発。17:55新所沢、小平で急行に乗り換え。18:50小田急新宿バスセンター到着。20:00に高知行き2号車に乗車。座席は真ん中。さっさと寝てしまおう。
新宿には何箇所か高速バスが止まるセンターが有るが、
有名な京王のバスセンターではなく、小田急ハルク前のバス停に
高速バスはやってきた。
2台ともに小田急シティバス運行車両の、三菱ふそうで色違い。
1号車がオレンジで、2号車が緑だったかな。
2号車に無事乗り込む。乗客は学生の帰省客と思しき人ばかり。
空調が良い為、快適に過ごせる。
目が覚める頃には、淡路島辺りまで走っているだろうか。
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遍路出発日
区切打ち3回目 33番~40番を予定
本日2日(水)20:00新宿発の高速バスで、
明朝高知入り
出発日にも関わらず、まだパッキングが済んでいない。
替えのズボンを持ってゆくか悩むところ。
真夏で汗をかくから、持って行きたい気もするが、
荷物が増えるのが難点。
荷物と重さを抑えたいなら、カメラを持ってゆかなければ良いのだが、
小さいデジカメは持っていない。
Canon EOS kiss Digetal しか手持ちが無い。
こいつが重い。充電器も必要。
昨年8月から1年かけて、髭脱毛したお陰で、
シェーバーは持ってゆかずに済む。
昨年6月に出かけたときは、高知の殺人光線(強い日差し)で、
腕と首が火傷状態で痛いくらいになってしまった。
日焼け止めと、長袖Tシャツを準備した。
旅行用の携帯洗剤の買置きが無い。
たまに洗濯機の貸し出ししているのに、洗剤無い宿あるけど・・・
そうだポケットティッシュも放りこまにゃ・・・・
体重を計っておこう、最終日には何キロになっているかな?
え~ 81.6キロ
昨晩、6月まで在籍した会社の、中途入社同期組みと、
食事会でシコタマ食べたのが原因か?
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お遍路に行くため、行きと帰りの高速バスを手配する。何故か3枚有る乗車券。帰りがお盆休みに当たる為、高知からも松山からも予約が取れなかった。臨時便が有ったが、観光車両だという。私の巨体では、4列シートで一晩は辛い。
大阪〜所沢便が3席空いていたので急遽予約する。四国から大阪に向う便は、一日に何便も有る。
割高だが所沢駅まで乗って来れるため、菅笠・金剛杖を持って電車に乗らずに済む。
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工事用ヘルメットの、交換用アゴ紐を購入。
風に弱い菅笠に装着する。一番札所で買ったときに付いていた、緑のゴム紐は全く役に立たなかった。
売店の人も分かっているため、一緒に紐を付けて売ってくれたが、海風の前ではやっぱり役立たず。
真夏の高知を歩くには、笠が必需品。
今回の改造で日差しも、風も対応出来るはず(・・?)
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どうにか次の勤め先も決まった。
入社日まで間が有るので、急遽お遍路3回目に出かけることにする。
出発 2006/8/ 2(水) 夜出発 新宿~高知 高速バス
帰途 2006/8/12(土) 昼出発 高知or松山~大阪
夜出発 大阪~所沢
11日には帰るつもりだったが、高知も松山も高速バスの空きが無い。
臨時便の観光車両で一晩は辛い為、大阪経由所沢のルートを見る。
しかし11日の空きが無い。
12日なら大阪~所沢が3席空いているというので、それを抑える。
問題は何処まで歩けるかが判らない。
延光寺までは行くつもりだが、一日多くなった。
なんとか宇和島まで歩ければ、松山から大阪へ。
盆の時期なので、四国から大阪のバスも予約が必要だ。
行程表を見直して、どこまで行けるか見直さなければ。
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ねこすばる遍路日記 7回目 6月5日(日)
野根大橋まで歩いてきた。地図では、この先に何も無いルートが延々と続く。
国道55号線が室戸岬に向かって一本道で続く。
左手には海が広がり、右手には急峻な崖が延々と続く。
地図を見るだけで、歩く気力が失せるようなルートだ。
しかも回避ルートは無い。歩くしかないのだ。
橋の袂で休憩し、足を休ませる。
海を眺めながら、ボーっと休む。
日差しがきつく菅笠は被ったまま休む。
風を受けながら、ぼんやり休む。
尾崎海岸まで歩かなければ、宿に辿りつけない。
気力を振り絞り、やっとこ歩き出す。
あぁ 海が綺麗だなぁ・・
なんで登ったり下ったりしているかなぁ・・・
あの登りを曲がれば、室戸市の看板が見えるかなぁ・・・・
なんで歩道が、途中で反対側に変わるかなぁ・・・・・
手作り看板発見、へんろみち保存協力会の道しるべか?
あれ、色が違う、赤じゃなくて、青い色で書いてある
おぉ今夜のお宿、ロッジ尾崎の看板だ。
< 何々、ロッジ尾崎まで あと××キロ!
すんごい絶望的な距離が書いてある。
まだ全然歩いていない。日差しのせいか、体は弱り始めている。
出発前から心配だった事が現実となる。足の裏に刺すような痛みが出始めた。
足を踏み下ろす度、痛みが右足・左足と襲ってくる。
休みたいのだが、腰を落ち着ける場所が無い。
国道の歩道スペースは、とにかく狭く、歩道の横は崖。
歩けど歩けど、休めそうな場所に遭遇しない。
思い切りしんどい!
だが、自分がしんどい分には構わない。
自分がしんどい思いをした分は、母の病から差し引いて欲しいと
お大師様にお願いをしながら、歩き続ける。
海を眺める余裕も無く、自分の呼吸だけを聞きながら、
ただ前に歩みを進めてゆく。
どれくらいの時間を歩いたのか分からない。
時計を確認する気も起きないから。
歩みを進める先に、何か立て看板がたっている。
(メモした訳ではないので下記は要約です)
< お遍路さん お疲れ様です トイレも有ります
< 水もあります ゆっくり休んでください
看板の上を見上げると、道を少しあがったところに
ちいさな祠らしきものが見える。
そこを管理されている人が、設置してくれているのだろう。
トイレが有り、道沿いにベンチが有り、湧き水が引っ張られていた。
ちょうど日陰にもなっている。
笠を取り、靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ、ザックも下ろし、眼鏡を外して、
湧き水で、顔をジャブジャブ洗った。
地図を眺めたが、どの辺りなのか見当が付かなくなっていた。
頭も体も、オーバーヒートしていた。
とにかく休ませていただいた。
一心地つき、途中で出会った、スクーターのご老体を思い出す。
お国言葉がきつく、正直会話になっていなかったが、
タバコを吸う際に、断りを入れてくれたりして、人の良さを感じた。
しかしご老体は、何をしていたんだろう。
私を抜いていったかと思うと、戻ってきたりを繰り返していた。
スクーターお遍路さんという訳でもなさそうだった。
フラフラとスクーターを操り、国道を走っていたが、車にクラクションを
鳴らされたりしていた。危ないなぁと思ってみていたが、いつの間にか
姿を見なくなっていた。
長めの休憩を終えて、再び国道を歩き始めた。
でも足が痛いのは同じだった。もう室戸市には入ったろうか?
途中で高知ナンバーの紺のクラウンに乗ったご夫婦が、声を掛けてくれた。
< つらそうだねぇ 乗ってゆきませんか?
運転席からご主人が声を掛けてくれる。
お遍路を始めてから、初の車接待である。最近は物騒なご時世なので
車接待は聞かなくなったと、聞いていたので、更にビックリだった。
物凄く嬉しかった。
本当に嬉しかった。
泣きそうになった。
でも私の口から出たのは・・・・
< ありがとうございます
< まだ歩けそうですので、頑張ります!
ご主人は苦笑しながら
< 足の運びが悪いように見えるよ
< 無理しないように!
クラウンは走り去っていった。
私は、とても元気になった。
実際は足取りも重く、何一つ良い状況にはなっていない。
でも 私は元気になった。
私を見ている人がいた、しかも二人も!
どうにか佐喜浜に入った。
保育園らしき横の、記念碑が建っている場所で、休みを取る事が出来た。
平日だったら、怪しい人物として通報されてしまうかもしれないが、
日曜日なので誰もいない。安心して休ませていただく。
佐喜浜を抜けると、尾崎海岸まで、あと少しで着くはず。
目標の17時より前に、宿に辿りつけそうだ。
重い足を運びながら、クジラの絵が描いてある建物が見えてきた。
ロッジ尾崎などという、小洒落た名前の宿が、本日の目的地だ。
きっと、あそこが「ロッジ尾崎」に違いない。
喜び勇んで歩みを進めたが、そこは違う所だった。
しょんぼりしてしまった。
更に歩いてゆくと、やっとロッジ尾崎の看板が見えた。
やれやれ、10時間の道行きになったか・・・
しかし、宿には民宿尾崎と看板が掲げられていた。
どちらが正式名称なのだろう。
中に向かって声を掛けると、歩き遍路には有名な
ロッジ尾崎のおばあさんが迎えてくれた。
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ねこすばる遍路日記 6回目 6月5日(日)
人恋しい歩き遍路は、サーファー達を発見した。
でもサーファーは、ドラクエのNPCのように、歩き遍路には興味なし。
独り寂しく国道を歩いてゆく、34歳独身!
その視線の先に、サーファー一家らしきファミリーが
ミニバンの後部を開けてお着替えする様子が、見えてきた。
同い年の従兄弟が、複数居る私だが・・・・独身は私だけ・・・・
毎年、お年玉だけを搾取される、30代独身!
あんな幸せそうなファミリーの横を歩かねばならないのか!
でも確実にファミリーに近づく、歩き遍路、ねこすばる34歳独身!
眼鏡装備の私は、かなり近づいてから、ファミリーの異変に気が付いた。
全員フルチン!
4人とも足元にスウェットスーツが降りていたが
やっぱりふるちん!
スウェットの下は、下着は付けないものなのでしょうか?
お父さんと息子(幼稚園くらい)は、まぁ許容範囲で許せますが・・・・
お母さんと娘さん(幼稚園くらい)は、フルチンは拙いでしょう!
しかも、歩き遍路が近づいているのを、明らかに認識しましたよね!
えぇフルチンのお母さん!少しは隠そうよ!恥じらいとか無いの!
百歩譲って、お母さん本人はともかく、娘には教育上の指導をしようよ!
裸を人に見られるのは、恥ずかしいことだと!
私にも中学生だった頃があります。
中学の脇に雑木林が有り、よく卒業生のご恩返しである
アクション××や、激写△△が、かぴかぴになって落ちておりました。
軟式テニス部の部室に持って帰り、皆で楽しく拝見したのは
今となっては良い思いでです。
そのような雑誌には、必ず、サーファー風味のカップルが、
海辺で堂々とエッチに耽っている、投稿写真が載っていました。
そういったカップルは幸せになり、一家揃ってフルチンを満喫
ねこすばる 歩き遍路 34歳独身は、足の痛みに耐えながら苦行を満喫
偏見だって分かっています。
僕はね羨ましいだけなんです。
私が菅笠を目深にして、急ぎ足で通り過ぎた後
< お遍路さぁん ばいばぁぁい!
子供達の声が、後ろから届きました。
ねこすばる 歩き遍路 34歳独身
やっぱり負け組みです・・・・・・・(泣)
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ねこすばる遍路日記 5回目 6月5日(日)
部屋の窓から、朝日が差し込んできた。
5時前なのに目が覚めて起きてしまう。
天気予報が見たい。
でも100円玉を要求するテレビ。
100円玉を与えると、テレビは元気良く天気予報を見せてくれた。
朝食は6時でお願いしていたが、5時50分ころ
用意が出来たと呼びに来てくれた。
本日は尾崎海岸まで、約40キロの長距離歩き遍路を予定している。
宿の方とは昨晩の夕食時に、尾崎海岸まで歩く旨を話ししていた。
早く出発する心積もりも伝えて有ったので、早めに用意して頂いたのだろうか?
朝食も大変美味しく頂き、出発のため精算をしていただく。
大変リーズナブルな料金に恐縮した。
まだ陽も強くない時間帯、国道をてくてく歩き出した。
海部川を超え、国道から海部駅が見える場所で、飲み物を買うことにする。
この先、甲浦で鉄道は終点になる。その先の交通手段は、路線バスだけ。
へんろみち保存協力会編:四国遍路ひとり歩き同行二人:地図編を見ても
東洋町野根の集落を過ぎると、地図上には、見事なまでに何も無い。
陽がきつい時間帯に、国道を独り歩くことになる。遍路小屋等の記載も無い。
宍喰辺りで、飲み物補充と昼食を摂ろうと考える。
ディーゼル音を響かせ、海部駅から列車が去っていった。
私も先を歩くことにしよう。
道の駅宍喰温泉に到着する。
しかし、観光バスがいて、なんか落ち着かない雰囲気。
地元民とお見受けする人も居たが、何故か目を逸らす人が多い。
陽も高くなっているので、靴を脱いでの休憩を考えていたが
トイレだけ済ませて、5分ほどで出発する。
水床トンネルが見えた、まもなく高知県だ
トンネル前で看板を眺めるが、がっかりする。長~いトンネルだよ。
甲浦に入ると、ホワイトビーチホテルという大きなホテルが、国道沿いに現れた。
甲浦の駅は、国道からは見えない。地図を見ると、国道から山側に
少し歩いた場所にあるようだ。
海水浴場らしき場所が有り、来月7月には家族連れなどが来るのだろう。
でも、いまは6月、梅雨のシーズン、人がいないねぇ。
ここまで歩いてきたが、誰とも会話していない。
歩き遍路は6月は居ないのだろうか?
そろそろ足裏が痛くなっている。気分が滅入ってきている為、妙に人恋しい。
本日は宿まで歩くだけで、札所が1箇所も無い。
納経所の方と会話をするという事も出来ない。
殺人光線と化した日差しと、中途半端に吹く風、菅笠が風を受けて歩きにくい。
トラックなどが走ってくると、走り去った後に、風が巻き上がる。
その度に菅笠を手で押さえる。でも殺人光線から身を守るために、菅笠を
脱ぐ事は出来ない。
< うわぁ 歩きにくぅぃ ばぁぁ暑い あぁもう 単調な景色だなぁ
愚痴を聞いてくれる人は誰もいない。
甲浦トンネルを抜けると、サーファー御用達のような宿が見えてきた。
道沿いで着替えをしているグループも見えてくる。
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ねこすばる遍路日記 4回目 6月4日(土)
日和佐トンネルにやって来た。
数多の歩き遍路をドキドキさせた、暗くて長~いトンネル。
このトンネルをネタにした、遍路日記や遍路紀行を多く拝見する。
トンネル入口に、歩行者用の反射板付き襷(たすき)が常備されているという。
しかし、怖いトンネルは改修工事が行われた模様。
歩行者用のスペースが造られていた。
車道より一段高く造られ、歩行者が来ると点灯する、センサーライトまで設置。
でも長~い距離を、トラックの排ガスと響き渡るエンジン音に耐えながら
歩いてゆくのは、やっぱり大変だった。
先人の歩き遍路が、日和佐トンネルを嫌がり、山越えルートを
選んだのも納得出来る話しだ。
しかし、私はトンネル入口で、山越えルートの看板を見つけられなかった。
出口でも、それらしい場所は見つからない。最近は皆トンネルを通るのだろうか?
とある警察署の一画に、遍路休憩スペースが設けてあった。
ありがたく、靴と靴下を脱いで、ベンチに腰掛けさせていただく。
この場所は、遍路シーズンになると、地元の方々がお接待をする場所として有名。
でもオフシーズンなので誰もいない。
15分ほど休んでいたが、他のお遍路さんがやってくることは無かった。
何故か妙に寂しい気分になる。
山間の国道を、独りで歩いてゆく。
車やトラックは通るが、歩いている人がいない。
自転車の人を見かけるが、ことごとく手前で曲がってしまう。
お大師様は、独りで歩いて修練しないさいと言いたいのだろうか?
鯖大師に到着した。
手前で国道を離れる山道ルートが有り、時間の余裕が有ったので山道を選択。
いきなり鯖大師の裏手に到着した。
本堂の前に到着し、辺りを見渡して思った。
< 鯖大師って儲かっているんだなぁ
今までお参りして来た札所は、静かに年月を経た、寂れた味がしている所が多い。
鯖大師には色が付いている。新しい建物が有り、中に入ると赤い色も鮮やかだった。
お賽銭が多いのか、檀家さんの寄進が多いのか、建物自体が寄進なのか??
理由は分からないが、垢抜けた感じがする場所だった
納経をお願いすると、お金が溜まるというお守りらしき物を
納経帳と一緒に帰してくれた。
< お財布に入れて置いて下さいね。お金が溜まりますよ。
大変嬉しく、ありがたく頂戴した。
鯖大師は、現世に密着したお寺さんのようだ。
暢気に休んでいたら、空からゴロゴロと音が聞こえ出した。
夕立でも降りそうな感じ。
本日のお宿まで、程なくの距離なので、てくてく歩き出す。
海山荘の看板が見えた。でも国道から、ちょっぴり高い場所に有るようだ。
坂道は嫌だ。疲れているのに、宿を目の前にして、上り坂とはガックリする。
15:45分には部屋で落ち着いていた。
本日の泊り客は私だけ。
もしかして、本当に今回の歩き遍路では、誰にも会えないのだろうか?
宿のご婦人が、直ぐにお風呂の用意をしてくれた。
ありがたく、独りでゆっくり湯船を楽しんだ。
部屋に戻ると、外は土砂降りになっていた。
高台に有る宿のため、部屋からの景色が素晴らしい。
大きな海を部屋から眺めていた。
夕食時、雨も小降りになっていたため、外は明るく
美味しいお食事を頂きながら、海を眺めていた。
お刺身が有り、海老を焼いたものまで出てきた。
雨に降られることも無く、初日を終えたのは幸いだった。
しかし、宿の方が教えてくれた事には、台風が来ているという。
6月に入っているが、高知は梅雨入りしていない。
台風が通り過ぎたら、梅雨が始まるのだろうか。
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ねこすばる遍路日記 3回目 6月4日(土)
学生も居なくなった静かな列車は、山の際に沿って
ゴトゴト進んでゆく。通勤客などは存在しないようだ。
外は良く晴れていて、木漏れ日が列車にかかっている。
とても気持ちの良い時間が流れてゆく。
日和佐駅に到着する。沿線の他の駅と比べると大きいが
それでも降りたのは、私を含めて3・4人ほどだった。
駅前はロータリーになっている。でも路線バスもタクシーもいない。
駅務室が有るが、カーテンは閉まったままだ。
列車を降りても、静かな空気は変わらない。
日和佐のユースホテルを通り過ぎ、薬王寺へ向かう。
前回区切り打ちをした際の、最後にお参りした札所だ。
山門には、なぜか前回同様に、托鉢をしている人がいた。
白衣(びゃくえ)を着た、数人のご婦人方が山門を
降りてくる、入れ替わりで本堂のある一画に辿り着く。
人もいらっしゃらないので、木陰のベンチで遍路に変身する。
ポロシャツを畳み、Tシャツの上に白衣(びゃくえ)を着込む。
輪袈裟をかけて、数珠を手にして、他のグッズも用意する。
久しぶりに読む般若心経は、相変わらず下手くそだった。
納経前に、日和佐の町を見下ろしてみる。
大きな町だ。でも静かな町だ。なんか寂しいなぁ。
納経帳に朱印を重ねてもらい、いよいよ歩き遍路の準備が出来た。
前回最後に止まった、ホテル千羽を右に見ながら、歩き始める。
いきなり道の駅が現れた。2004年秋には工事をしていた一画だ。
道の駅日和佐は、JRの駅に隣接し、駅からも直接降りて
こられるようになっていた。
朝食を食べようと、道の駅に寄ってみたが、店は開店していなかった。
徳島駅で1本早い列車に乗ったため、約2時間の余裕がある。
こういう施設の開店は10時位なのだろう。
がっかりして歩き始めたが、ほどなく食堂が見えて来た。
へんろみち保存協力会の「四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編
第6版改訂増補 2004年4月1日」には
記載されていない食堂のようだ。
暖簾も出ているし、店内で食事している人も見える。
ここで朝食を摂ることにする。「冷えたざるうどん」は無かった。
ご飯にお漬物、魚の味噌炊きとサラダを食べる。
先客の地元住民の方が、声を掛けてくれた。
自動車修理のつなぎを着ているグループだった。
歩きで廻っている旨を話し、本日は鯖大師まで歩く予定を話すと
< 兄ちゃんなら海部くらいまで歩けるだろう
< ここから鯖大師じゃ、昼過ぎには着くんじゃねぇか
地元の方々は、わざわざ歩いて遍路する人は少なく
こういう歩行予定の話しになると、びっくりする距離を
進められることが有るが、このグループの方々は
非常に的を得た内容の回答だった。
美味しいお食事を済ませ、店を出る前には、
お店のご婦人と、つなぎ集団の皆様に、道々の歩道の状況などを
丁寧にご教示いただいた。
店を出てしばらくすれば、歩き遍路の先人が苦労した
日和佐トンネルが見えてくる
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ねこすばる遍路日記 2回目 6月4日(土)
早朝の光の中、高速バスは四国に入ろうとしている。
カーテンを開けたいが、皆さん寝ているので、カーテンの隙間から
外の様子を眺める。いい天気だ。
バスは定刻どおりに徳島駅に着いた。
大急ぎで荷物を担ぎ、駅に駆け込んだ。
日和佐に行く電車は、まだ間に合うか?
駅員さんに聞くと、あと数分だと言われる。
急ぎ切符を買い、3両編成のディーゼル列車に乗り込む。
車内に入った瞬間に、なぜか注目される。
通学の学生ばかりが、車内を埋め尽くしている。
遍路姿のおじさんは、注目を一身に浴びてしまった・・・恥ずかしい
ちなみに、男子学生は目に入らない。
目に入るのはセーラー服だけだ!
早起きしたらしい(まだ7時前)娘さん達は
車内で一生懸命おめかしをしている。
目に入った一人は、鏡に蛍光マジックで書いたとおぼしき
自作のポエムが書いてあった。
見えちゃったんですよねぇ・・・・・
なんですか、あの恥ずかしいポエムは!!
年頃の娘さん達には、よく有る事だし、世代が変わっても
ああいう恥ずかしい行為は、伝承されるのでしょうが・・・・・・
恥ずかしいですよ!赤面ものですよ!
徳島に入ったのだが、どうにも遍路の気分になっていない。
恥ずかしいポエムを読んでしまったのが原因だ!
学生の一団は、ある駅で皆降りてしまった。
車内がガランとして、静かになる。
途中で年季の入った年配遍路が乗り込んできた。
自作と思しき杖を持ち、野宿でもしているのか、顔は真っ黒で
髪もひげも伸び放題、荷物も満載、数駅で降りていった。
日和佐には、まだ着かない
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ねこすばる遍路日記 1回目 6月3日(金)
カリマーの30リッター赤ザックに、菅笠を括り付け、
手には杖を持って山手線に乗り込む。
どうしても目立つし、見られているような気がしてならない。
恥ずかしいなぁ
急に思い立ち遍路に出かける事にした為、忘れ物が無いか心配。
前回歩き遍路をした際は、人に会う度に、過積載と靴の選択ミスを
何人もから指摘された為、荷物をダイエットし、靴を完全山仕様から
トレッキング用に変更した。前回の歩き遍路では、日が経つに連れて
足裏に激痛を受けながら歩いた為、今回は痛くならずに歩けるか心配。
品川駅に着くと雨がしとしと降り出した。
2004年の秋に出た、1回目の区切り打ち初日も雨だった。
品川へ来たのに、アンナミラーズにも入らず、バスターミナルまで歩く。
品川バスターミナル21:30発、徳島駅翌朝6:50着の夜行高速バスで出発する。
3台運行、1号車・京浜急行運行・三菱ふそう、2号車・徳島バス運行・日野、
3号車・徳島バス運行・三菱ふそう、今回は徳島バスの2号車日野車両で徳島入りする。
事前に調べたJRの時刻表では、日和佐駅に向かう列車時刻が厳しい。
バスの到着が少しでも遅延すると、2時間以上も後の「特急剣山」まで
待たなければいけないようだ。予定では特急で日和佐入りした場合を想定し、
初日の歩く距離を見積もっている。しかし早く着く分には余裕が出来るので、
是非定刻どおりに運行して欲しいと祈ってみる。
浜松町バスターミナルを出ると、いよいよ徳島へのバスの旅が始まる。
最後尾から2番目の窓側左の席だったが、最後尾は通路を兼ねて
3席とも空けているそうなので、実質最後尾になり、遠慮なくシートを
後ろまで一杯倒して寝る事にした。
バス運行案内のビデオがノイズだらけ、車両の年季の入り方と一緒。
2世代くらい前の車両になるのだろうか?詳しいことは分からない。
観光車両は、三菱シャシーの西工ボデーが一番静かな気がする。
今回の京急1号車・徳島3号車は、三菱シャシーのボデーも三菱。
そういえば、前回はバスターミナルで、菅笠を持っていた人が居た。
今回は歩き遍路らしき、大荷物の人は見かけなかった。
やはり梅雨も間近の季節に、歩き遍路に出る人は少ないのだろう。
車内も消灯になり真暗い車内に、ちびの泣き声が響き渡る。
どこの馬鹿だ!夜行便に子供を乗せた馬鹿保護者は!
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6月12日(日) 無事生還
11日土曜日に、高知駅から夜行高速バスにて新宿駅西口に辿り着く。
日曜日の8時ちょい過ぎに、我が家に生還した。
回覧板が3つも貯まっている、来ない時は数週間も回ってこないのに何故?
とにかく洗濯をしなければ、あとお風呂に入ろう!
今回は33番雪渓寺にて打ち止めです。
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現在 高知県 野市市
明日 高知市内に入ります
某名誉会長様
いずれも本社にて、土佐鶴・菊水を見繕って送りました
これで、今回の逃亡はチャラにしてください
母の手術成功を祈る旅です
許してくださいな
現在 土佐黒潮ホテルのロビー i-macから書き込み中
でわ でわ
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